医療DX推進体制加算の届出設定について2024保険改正

以下、「令和6年度診療報酬改定の概要」抜粋

============================


【施設基準】


(1)オンライン請求を行っていること。


(2)オンライン資格確認を行う体制を有していること。


(3)歯科医師が、電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診療を行う診療室、手術室又は処置室等において、閲覧又は活用できる体制を有していること。


(4)電子処方箋を発行する体制を有していること。(経過措置 令和7年3月31日まで)


(5)電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制を有していること。(経過措置 令和7年9月30日まで)


(6)マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、実績を一定程度有していること。
(令和6年10月1日から適用)


(7)医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い医療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を
行うことについて当該保険医療機関の見やすい場所及びウェブサイト等に掲示していること。


============================


上記の通り、施設基準を満たし新たに地方厚生局に届け出た場合、初診料に対しマイナ保険証の利用率に応じて医療DX推進体制整備加算1(初診)/医療DX推進体制整備加算2(初診)/医療DX推進体制整備加算3(初診)のいずれかが算定可能です。

届出区分設定より適用開始年月・現在の設定:加算○届出ありの設定を行っていただくと、診療入力で初診算定時に所定点数が自動ガイドされます。


【届出設定方法】


①[スタート]→[医療機関等向け総合ポータルサイト]→ログインし、マイナ保険証利用率の最高値を確認します。


※確認方法については「マイナ保険証利用率実績の確認方法について」のQ&Aをご参照ください。


②親機・子機ともにPROCYONをTOP画面のみ開いた状態にします。


③親機にて[TOP画面]→[全てのメニュー]→[診療所]→[届出区分設定]を選択します。


④届出区分:「☆医療DX推進体制整備加算」の設定を以下のように設定し、[登録]を選択します。


適用開始日:(届出受理年月)

現在の設定:「加算○届出あり」

過去の設定:「届出なし」



※医療DX推進体制整備加算は毎月のマイナ保険証利用率により算定できる点数が変動します。

新たに届出設定をして以降は毎月20日以降DOC-5起動時に「【重要】マイナ保険証利用率をご確認ください」と利用率入力する画面が表示されますので、該当の数値を入力いただくことで診療入力入力にて所定点数がガイドされます。

操作方法については、「起動時に「【重要】マイナ保険証利用率をご確認ください」とメッセージが表示された」のQ&Aをご参照ください。

このQ&Aで、お困りごとは解決できましたか?

  • 解決できた
  • 解決できたが分かりにくかった
  • 解決できなかった

ご評価いただき、ありがとうございます。今回の回答について、ご意見・ご感想があればお聞かせください。

ご協力ありがとうございました

back